ここでは”as 原級 as”を使った数量を強調する表現を確認します。
ここで使われる“as 原級 as”は形容詞の役割です。
名詞の前に“as 原級 as”を置くことで、名詞の量や数の多さや少なさを強調することができます。
as many as A /as much as A「Aも / 多くのA」
この表現は「数量の多さ」を強調する表現です。
as many as A
He has as many as one thousand books.
彼は千冊もの本を持っています。
このように”as many as”を名詞の前に置くことで、名詞”one thousand books”の数の多さを強調することができます。
He paid as much as ten million dollars for the painting at the auction.
彼はオークションでの絵に1000万ドルも払った。
※「お金」は、概念なので数えられない名詞です。
「お札(=bill)」や「硬貨(=coins)」は物質なので数えられます。
このように”as much as”を名詞の前に置くことで、名詞”ten million dollars”の量の多さを強調することができます。
as few as A /as little as A「Aしかない / わずかA」
この表現は「数量の少なさ」を強調する表現です。
as few as A
He has as few as ten books.
彼は10冊しか本を持っていない。
このように”as few as”を名詞の前に置くことで、名詞”ten books”の数の少なさを強調することができます。
意味としては「only」と一緒です。
He paid as little as ten dollars for the painting at the auction.
彼はオークションで、その絵に10ドルしか払わなかった。
※「お金」は、概念なので数えられない名詞です。
「お札(=bill)」や「硬貨(=coins)」は物質なので数えられます。
このように”as little as”を名詞の前に置くことで、名詞”ten dollars”の量の少なさを強調することができます。
as early as A 「早ければAで[にも]/ 早くもAに」
この表現は「時間の早さ」を強調する表現です。
as early as A
Printing was invented as early as the 15th century.
印刷は早くも15世紀に発明されました。
このように”as early as”を名詞の前に置くことで、名詞”the 15th century”の時期の早さを強調することができます。
as late as A「ほんのA / つい A まで」
この表現は「時間の遅さ」を強調する表現です。
as late as A
He was still in Tokyo as late as last week.
彼はつい先週まで東京にいました。
このように”as late as”を名詞の前に置くことで、名詞”last week”の時間の遅さ(最近)を強調することができます。
まとめ
ここまで確認してきた表現を確認しましょう。
1)as many as A / as much as A「Aも / 多くのA」
2)as few as A / as little as A「Aしかない / わずかA」
3)as early as A 「早ければAで[にも]/ 早くもAに」
4)as late as A「ほんのA / つい A まで」
many / much ・few / little の違い
可算名詞 | 不可算名詞 | |
多い | many | much |
少ない | few | little |
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。