勉強法

【英文解釈 おすすめ参考書6選】基礎 ~ 最難関まで自分にあった参考書とは

土台となる英単語や英文法をある程度固めたら、“英文解釈”が重要となってきます。

英文解釈の重要性、いつから始めるべきかなどの詳しい内容は、下の記事を参考にしてください。

英文解釈はいらない?そもそも英文解釈とは?【悩む人はタイミングが大事!】 → そもそも英文解釈とは? → やる必要があるの? → 英文解釈の参考書に取り組むべきタイミングはいつから? → ど...

ここでは、英文解釈におすすめの参考書を紹介していきます。

教材のレベルを基礎(初級)・標準(中級)・応用(上級)というレベルに分けて、

おススメ度を星の数で表していきます。

対象レベルは、私の経験と感覚ですので、あくまでも参考程度で理解してください。

内容のポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、おすすめの参考書を計6冊ご紹介します。

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 【基礎レベル】


大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編 音声ダウンロード付

単元の数50
オススメ度
難易度基礎 (初級) ~ 標準(中級)
対象レベル(目安)偏差値 50以下 ~ 60

「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」は、英文解釈の基礎から学べる演習用教材です。

内容は単元ごとに「 例題 ⇒ 解説 ⇒ 確認問題 ⇒ 発展問題 」という4ステップで構成されています。 

難易度としては、共通テストや日東駒専から、関関同立・MARCHなどの難関大学に挑むうえでも読解の足がかりになるレベルです。

特徴① 解説が簡潔で、図説で説明されているので、英文の構造が理解しやすくなっているのがポイントです。

図説のイメージ

特徴② 各単元の例題が一覧で見れるようになっているため、例文の暗唱や復習もとてもしやすくなっています。

特徴③ 確認問題の解説と図説が別冊となっているため、復習をする際にとても便利です。

特徴④ 音声ダウンロードができるため、復習やリスニングの強化にも最適です。 

 

超入門 英文解釈の技術60 【基礎レベル】


大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 超入門英文解釈の技術60

単元の数60
オススメ度
難易度基礎 (初級)
対象レベル(目安)偏差値 50 ~ 60

超入門 英文解釈の技術60」は、英文解釈の基礎から学べる演習用教材です。

内容 は序盤は単元ごとに「 例題 ⇒ 解説 」という2つステップで構成されており、最後の巻末に「確認問題 ⇒ 解説 」が載っている、2部構成です。演習問題が少ないのと、後半の問題と前半の問題で難易度の差がかなりあり、解説も難しくなります。本当に英語嫌いの人は挫折する可能性があります。

難易度としては、共通テストや日東駒専などに挑むうえで、絶対に必要な基礎を養ってくれる内容となっています。

特徴① 簡潔で、解説が図説で説明されており、英文の構造が理解しやすくなっているのがポイントです。

解説のイメージ
図解

特徴② 各単元の例題が一覧で見れるようになっているため、例文の暗唱や復習もとてもしやすくなっています。

特徴③ 確認問題の解説と図説が別冊となっているため、復習をする際にとても便利です。

特徴④ 英文解釈の技術シリーズは「超入門60 / 入門70 / 基礎100 / 100」という4つ参考書が出ています。

 ⇒

このシリーズは、2番目の「入門70」だけでも、GMARCHレベルにも到達する力をつけることができると思います。

「基礎100」や「100」は上級者向けで、時間の余裕と英語の基礎が完成している人でないと、途中でリタイアしてしまう可能性が高い参考書です。

シリーズを全部やる必要はありません。

 

大学受験のための英文熟考(上) 【標準レベル】


大学受験のための英文熟考 上 (熟考シリーズ)

単元の数70
オススメ度
難易度標準 (中級)
対象レベル(目安)偏差値 60以上

「大学受験のための英文熟考(上)」は、は共通テスト~私大難関向けの標準レベルの参考書となります。

内容は単元ごとに「 問題 ⇒ 解説 」というシンプルな構成です。英文は短く難易度は高いですが、解説をしっかり読めば理解できます。

難易度としては、上で述べたように、GMARCH、関関同立などの私大難関を目指す受験生に最適です。

特徴① 英文が短いので、スピーディに英文解釈の力を伸ばしたいという方にオススメです。

特徴② 解説が別冊となっており、復習がしやすいです。

特徴③ 例文だけではなく単語の解説も詳しいのがポイントです。

特徴④ 「大学受験のための英文熟考」は(上)と(下)の2巻が出版されています。(上)は共通テスト~私大難関向けの標準レベルで、(下)は私大難関~最難関レベル(東大・京大・一橋や早慶上智クラス)に対応しています。

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基礎英文問題精構 4訂版 【標準~応用レベル】


基礎英文問題精講 4訂版

単元の数90
オススメ度
難易度標準(中級) ~ 応用(上級)
対象レベル (目安)偏差値60以上

基礎英文問題精構 4訂版」は、英文解釈や構文を網羅しており、中級者の方が使うとちょうど良い演習用教材です。1990年代から何度も改訂されながら、未だに英文解釈の代表的な参考書として使われています。

内容は単元ごとに「 問題 ⇒ 解説 ⇒ 音読」という3つステップで構成されています。英文はそれなりに長いので、この演習問題をしっかり復習すれば、かなりの長文読解力もつくことになります。音読用のCDも付属しているので、音読までしっかりと行えば、リスニングの対策にもなります。

難易度としては、関関同立・GMARCHレベルを志望する人はもちろんのこと、難関国公立を志望する方にとっても必須の教材となります。偏差値で言えば、60を超えたあたりで使うのがベストだと思います。

特徴① は音声CDが付いているので、この音声をお手本に音読まで取り組めれば、リスニング力も高められるでしょう。音声がついているという点は、英語学習の上でとても重要なので、オススメの参考書となります。

特徴② 40題の構文編の他に、文脈編と応用問題編が20題ずつ、頻出重要テーマ演習編30題という問題はボリュームはありますが、構文編だけでも十分な実力が身につきます。急いで英文解釈を学びたい人にもおすすめです。

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ポレポレ英文読解プロセス50 【応用レベル】


ポレポレ英文読解プロセス50

単元の数50
オススメ度
難易度応用(上級)
対象レベル (目安)偏差値65以上

「ポレポレ英文読解プロセス50」は、東大・京大・一橋や早慶上智クラスの受験生が、最後の追い込みで使うのに適した、難易度の高い参考書です。特に早稲田の英語などはかなり難易度の高い英文が出ますが、そんな難関大の受験生と、英語で差をつけたい方にオススメです。

内容は単元ごとに「 問題 ⇒ 解説 」というシンプルな構成です。英文の難易度はかなり高く、解説もそれなりに知識がないと理解できないので、上級者向けです。難易度の高い他の参考書に比べて、英文はそこまで長くないです。

難易度としては、上で述べたように、東大・京大・一橋や早慶上智クラス志望する人が、最後の追い込み対策で使う参考書です。

特徴① 英文が短いので、最後の仕上げとしてスピーディに英語力を伸ばしたいという方にオススメです。

特徴② 選りすぐりの難問を、1ページ完結でまとめられている。

特徴③ 著者の西きょうじ先生自らが、Youtubeで全単元を解説しています。これはこの時代ならではの最強の特典ですね。Youtubeで「ポレポレ 解説」で検索すればすぐに出てきます。

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英文読解問題精選 【応用レベル】


TopGrade難関大突破英文読解問題精選 (Noblesse oblige)

単元の数77
オススメ度
難易度応用(上級)
対象レベル (目安)偏差値65以上

「英文読解問題精選」は、東大・京大・一橋や早慶上智クラス志望する人向けで、「ポレポレ英文読解プロセス50」よりも演習量が多い参考書となっております。関関同立やMARCHレベルの受験生にはオーバーワークになってしまう可能性があるので、必要な方のみ取り入れてください。

内容は単元ごとに「 問題 ⇒ 解説 ⇒ 入試問題演習 」という構成です。英文の難易度はかなり高く、上級者向けです。「ポレポレ英文読解プロセス50」より解説が分かりやすいです。

難易度としては、上で述べたように、東大・京大・一橋や早慶上智クラス志望する人が対策で使う参考書です。

特徴① 解説が図説で説明されており、英文の構造が理解しやすくなっているのがポイントです。

図説のイメージ

特徴② 英文がそこまで長くないので、最後の仕上げとしてスピーディに英文解釈の力を伸ばしたいという方にオススメです。

特徴③ 選りすぐりの難問を、1ページ完結でまとめられているので進めやすいです。

まとめ

英文解釈の参考書を勉強する一番の目的は、考える力を身につけることだと思います。

参考書を一つやると、生徒の質問が多くなるんです。おそらく生徒は「分からないとこが分からない」状態から「分からないとこが分かる」状態になり、考えるようになるのが一番大切です。

また英文解釈は、自分のレベルに合わせてしっかりこなしておくことで、長文問題に取り組みやすくなります。

ここに挙げた英文解釈の本は私が生徒に使わせてみて、効果があったものを厳選したものですが、他にもたくさんの良書があり、内容やレベルも様々なので、自分の実力や志望校のレベルにあったものを選んでください。

↓学習に関して悩んでいる方は、ぜひ公式ラインからご質問していただけたらと思います↓

\\英語学習で悩んでいる方は、公式ラインから気軽に質問してください//
URL→ https://lin.ee/8ErVUkK

 

最後に今回取り上げたおすすめ参考書を表にまとめます。

  参考書 単元の数 オススメ度 難易度 対象レベル(目安) 目指す大学(目安)
読解のための英文法 50 基礎(初級)~標準(中級) 偏差値 50以下 ~ 60 日東駒専~GMARCH
超入門 英文解釈の技術60 60 基礎(初級) 偏差値 50 ~ 60 日東駒専
大学受験のための英文熟考 70 標準(中級) 偏差値 60以上 日東駒専・GMARCH
基礎英文問題精構 4訂版 90 標準(中級)~応用(上級) 偏差値60以上 GMARCH・一般国公立
ポレポレ英文読解プロセス50 48 応用(上級) 偏差値65以上 東大・京大・早慶上智
英文読解問題精選 77 応用(上級) 偏差値65以上 東大・京大・早慶上智

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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ゆん
現役英語教師をしながら英語に関する情報を書いています。今年で教員生活10年目になります。みなさんに役立つ情報をできる限り発信していきたいと思います。
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