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【生後6ヶ月がカギ】英語習得において、赤ちゃんはゴールデンエイジ

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坪田塾

早期英語教育が日本でもかなり注目されています。
それはおそらく、学校教育だけでは英語を話せるようにはならないことが明らかであることを大人が身をもって体験し、英語の需要が増しているかたでしょう。

現役英語教師の立場から言わせていただくと、そもそも学校教育(授業)では英語ができるようになりません。
私が教えている学校でも、基本的には「大学入試」を目標にしているので、そもそも英会話をできるようなカリキュラムになっていません。

実践的な英語身につけるための授業を展開する先生も多くいるのは事実です。
しかし、その先生に教えてもらえるかは、ある種運次第ということになってしまいます。

本当に英語を身につけさせたのであれば、家庭教育は必須ということになります。

子どもには苦労なく英語を身につけてほしいというのが親の願いだと思います。

ではその場合、何歳で子どもに英語に触れさせればいいか?

実は研究でその結果が出ています。

答えは「生後9ヶ月まで」に触れると効果が高いということです。

以下が子どもが英語を苦労せずに身につけるための要点です↓

・開始年齢は早ければ早い方が良いが、0歳〜生後6ヶ月が子どもにとってのゴールデンエイジ(=無意識で音声を学ぶこと画できる)

・音声を学ぶときは、人が話しかけないと効果がない

・学習環境の重要性

実際の研究とともに、詳しく見ていきましょう。

\ 具体的な学習方法は以下の記事を参考にしてください /

【知らなきゃ損する?0歳児の英語教育】赤ちゃんに英語の聞き流しは効果がない? 本記事では赤ちゃんのための絵本を紹介していますが、こちらは私自身で一度使っておすすめできるものを紹介しています。(今後変わる可能性もご...

学習年齢(赤ちゃんは語学の天才)

年齢要因はかなり強力で、科学的にも証明されています。

みなさんも英語学習の開始年齢が早いと、子どもが英語を話せるようになる確率が上がるというのは、聞いたことがあると思います。

そしてこの事実を否定する研究者はいません。

ここでは「子どもは何歳から英語を学ぶべきなのか?」という疑問に対して、面白い研究があるので紹介していきます。

赤ちゃんは語学の天才

ワシントン大学のパトリシア・K・クール博士(出典:Patricia K. Kuhl)の研究を紹介します。

彼女は、乳幼児の言語学習とバイリンガルの脳の発達に関する研究や幼い子供たちがどのように学ぶかを示す研究で、国際的に認められています。

この研究は「赤ちゃんは語学の天才」という邦題で、TEDというメディアでも紹介され有名となりました。

実験からわかったこと①

パトリシア・K・クール博士は、日本とアメリカの赤ちゃんを対象に、” l(エル)“と” r(アール)”の発音を聞き分ける能力の発達度合いを調査しました。

結果としては、アメリカの乳児は生後6~8ヶ月、そして生後10ヶ月以降も”l”と”r”の聞き分けができたのに対し、
日本の乳児は生後6~8ヶ月のときは、”l”と”r”の聞き分けができたのに、生後10ヶ月以上になると、”l”と”r”の聞き分けができなくなってしまいました。

この実験から、生後6ヶ月までの乳児は、あらゆる音の聞き分けできるが、
生後10ヶ月頃を境に、自分の言語だけを聞こうとすることがわかりました。

つまり、必要のない音を無視するようになることがわかりました。

赤ちゃんは生後6ヶ月までに外国を聞けば、何の苦労もなく英語の発音を吸収できるということです。

生後10ヶ月頃を境に、第二言語(英語)の音声を学ばなくなる。

生後10ヶ月を過ぎても、音声の学習する力はもちろんありますが、生後10ヶ月頃を境に日本語の音声にしか注目しなくなってしまいます。

これは衝撃的な事実ですね。
赤ちゃんは聞こえる情報が必要か不必要かを、判断していることになります。

実験からわかったこと②

もう一つの実験は、第二言語(外国語)を全く聞いたことのない生後 9 か月のアメリカの赤ちゃん(英語しか聞いてない赤ちゃん)に、中国語の音声を認識できるかを実験しました。

実験の条件

4週間で12回、1回25分間、赤ちゃんに中国語に触れさせるという実験をしました。

赤ちゃんを以下の条件で、2つのグループに分けました。

⬇︎

グループの条件

第1グループ : 4人の中国語話者がが直接中国語で赤ちゃんに絵本を読んだり、話しかけたりしました。


第2グループ : 中国語には一切触れさせないグループです。

⬇︎

結果

Aグループの中国語に触れたアメリカの赤ちゃんは、台湾で育った赤ちゃんに匹敵するレベルの音声認識ができたのです。

Bグループの中国語に触れなかった赤ちゃんは、もちろん中国語を認識することができませんでした。

生後9ヶ月の赤ちゃんは外国語へ短期間(4週間で25分を12回)触れるだけで、
ネイティブレベルの音声を学習するということがわかったのです。

大人になってからの学ぶスピードとは段違いです。
この時期に音声認識を学んだ子どもは、何の苦労もなく第2言語(外国語)を学んでしまいします。

赤ちゃんの学習能力は、まさに天才的ということです。

実験からわかったこと③

パトリシア・K・クール博士は、赤ちゃんはどんな音声からも学ぶことができるかを確認するために、音声や映像からの教材でも中国語の音声を学ぶのかを実験をしました。

実験の条件

条件は全く同じで、4週間で12回、1回25分間、赤ちゃんに中国語に触れさせるという実験をしました。

赤ちゃんを以下の条件で、2つのグループに分けました。

⬇︎

それぞれのグループの条件

第1グループ : DVD を見たり聞いたりして中国語に触れた子ども
第2グループ : 音声だけを聞いて中国語に触れた子ども

⬇︎

結果


第1グループの中国語の素材を DVD で見たり聞いたりした赤ちゃんも、第第2グループ音声だけを聞いた赤ちゃんも効果がありませんでした

この実験結果から、映像や音だけを聞いても、赤ちゃんには影響を与えないことがわかりました。

\ 具体的な学習方法は以下の記事を参考にしてください /

【知らなきゃ損する?0歳児の英語教育】赤ちゃんに英語の聞き流しは効果がない? 本記事では赤ちゃんのための絵本を紹介していますが、こちらは私自身で一度使っておすすめできるものを紹介しています。(今後変わる可能性もご...

赤ちゃんは人間の音声から言語を習得する

→ 結果は、特定の語彙項目はテレビ番組から学習できるという証拠があるものの、音声学や文法などの言語のより複雑な側面は、テレビなどの映像や音声からは習得されないことがわかりました。

つまり、実際の人間が話さないと、赤ちゃんはスピーカーとその資料にはあまり注意を払わないということです。

子供向けテレビ番組から母国語と外国語の両方の言語素材に触れた年長の子供 (就学前の年齢) に関するさまざまな研究がありますが、その研究でも音声だけでは効果がないことが証明されています。

赤ちゃんはテレビの音声などからは、英語を学ばないことが明らかになったのです。

生後8ヶ月〜10ヶ月を過ぎると、日本で育った子どもは、母語である日本語の中に「LとRの区別」は必要ないことを学んでしまうからです。

ワシントン大学のパトリシア・K・クール博士は、以下の衝撃的なグラフ紹介しました。

※ 新たな言語習得における臨界期

グラフが示すように、7歳からは新しい言語の習得能力は急激に下がり、年齢を重ねるごとに下がっていきます。 

幼児の音声認識能力は驚くべきもので、彼女の研究では、生後7ヶ月の時点の母語の音の識別能力が、母語にない識別能力と負の関係がる、つまり反比例することを明らかにしました。

さらに、この音の区別を早く習得することで、その後の他の言語領域、つまり文法や語彙の習得の発達も早くなるということが証明されています。

生後6ヶ月を過ぎたら、音声認識はできないの?

ここでもう1つのパトリシアクール博士の研究を紹介します。

博士は、生後9ヶ月のアメリカ人の赤ちゃんに、1日25分、4週間(合計5時間)

中国語で絵本を読んだり、おもちゃで遊ぶという実験をしました。

結果


→ たった4週間で5時間のトレーニングで、

生後9ヶ月のアメリカ人の赤ちゃん台湾で中国語を習得した赤ちゃんと同じレベルで、音声を認識できた

ちなみにこの時に、母語である英語のLとRの聞き分けも確認したそうですが、問題なく聞き分けができました。

つまり、母語に悪影響はなかったようです。

生後9ヶ月でも、音声習得はすることはできるということです。

十分に母語を聞いて育つ環境にあれば、外国語を少し聞かせたくらいで、母語に悪影響が出る心配はないということです。

学習環境の重要性

生後9ヶ月までに音声認識ができれば、自然と英語の音声を認識できるようになっています。

しかし、物心がついてくると子どもに、英語学習の環境を提供しても、楽しくなければやめてしま可能性があります。

英語に興味を示せば効果はあるかもしれないですが、それは子どもの意思に委ねられます。つまり、楽しくないと感じない学習はしなくなる可能性があるということです。

だからこそ、親が英語を学ぶことは楽しいと思えるように工夫する必要があります。

そのために大事なことは2つだけです。

1) 子どもが楽しいと感じる英会話教室・英会話講師を見つける。

2) できる限り、親も楽しんで英語を学んでいる姿を見せる。

1)子どもが楽しいと思える英会話教室や英会話講師は、正直にいうと相性もあります。お金の問題もあると思いますが、ここは子どものために惜しまず投資することをおすすめします。

2)親が英語を一緒に勉強していると、子どもの継続率が上がります。発音がうまくなくてもいいので、子どもが物心がついたら、読み聞かせをしてみてもいいかもしれませんね。

子どもと一緒にガイドなしで海外旅行に行くことを目標にして、楽しく一緒に学んであげるといいと思います。

まとめ

それでは、今回の内容に簡単にまとめます。

1) 生後6ヶ月までの乳児は、あらゆる音の聞き分けできる(ゴールデンエイジ)

2) 生後10ヶ月頃を境に、母国語以外の言語の音声を学ばなくなる。

3) 生後9ヶ月の赤ちゃんは外国語へ短期間(4週間で25分を12回)触れるだけで、ネイティブレベルの音声を学習する可能性がある。

4) 音声学や文法などの言語のより複雑な側面は、実際の人間が話しかけないとあまり効果がない。

5) 学習環境において大事なことは、子どもが楽しいと感じる英会話教室・英会話講師を見つける。

6) できる限り親も楽しんで英語を学んでいる姿を見せる。

以上が今回の要点です。

ですが、実は生後6ヶ月までの赤ちゃんに、英語を読み聞かせをする環境ってあまりないですし、乳幼児に音声を聞かせるにはかなりお金がかかるのも事実です。

英語を話せない場合困ってしまいます。

しかし、英語が上手く話せなくても、
「『youtube』や『Netflix』などの音声を聞かせる」➕「簡単な絵本を読み聞かせをする」だけでも効果があります。

実際にこの動画内の子どもたちは、両親が英語を話せないですが、3人とも普通に英語が話せるようになっています。

3人とも0歳児から英語を様々な媒体で聞いて育っています。

両親が話せなくても、生後6ヶ月までに英語を聞く機会があれば効果はあるようです。

ただし、パトリシア博士の研究で示されたように、生後10ヶ月を超えると効果が小さくなるということと、人間が話す英語の方が効果はかなり大きいというのは事実です。

この点を踏まえて、どんな教材を選ぶかが重要です。教材に関しては、今後紹介していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

\ 具体的な学習方法は以下の記事を参考にしてください /

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現役英語教師をしながら英語に関する情報を書いています。今年で教員生活10年目になります。みなさんに役立つ情報をできる限り発信していきたいと思います。