今回はなんで英語学習が続かないのかを明らかにするとともに、
継続するためのコツを解説していきます。
そもそも英語学習を始めた人のほとんどが3ヶ月で挫折してしまいます。
”英語を学びたい”と思っている日本人は多くいますが、現状は以下のような状況です↓
また、株式会社DMMが行ったアンケート調査によると「84%もの方が、英語学習を挫折した経験がある」ということです。
出典:PR TIMES
英語学習にかける時間や個人差はもちろんありますが、一般的に効果が出るまでに3ヶ月かかります。
しかし効果を感じる3ヶ月まで続けられる人は、そもそも少ないのです。
ほとんどの方が効果を実感する前に、自らリタイアしてしまいます。
さらに、ある程度の英会話を見につけるには、1~2年の長いスパンで英語学習を継続しなくてはなりません。
この事実を、最初に知っておかないと、
世の中に出回っている「聞くだけで英語ができる」「3ヶ月で英語が話せる」などの広告に飛びついて、挫折してしまうというのが現状です。
そもそも私自身も英語を”ちゃんと”勉強を始めたのは、大学生になってからです。
高校までは、「テストで点が取れればいい」と考えていたので、テストの前に徹夜をして点数だけとりあえず取るという学生生活でした。
もっとも効果のない勉強をしていました。
その経験も踏まえて、いか英語学習を続けて効果を出すための、考え方(マインド)をここでは解説したいと思います。
英語学習で悩んでいる方は、公式ラインから気軽に質問してください
URL→ https://lin.ee/8ErVUkK
① 楽して英語ができるようになりたいと考えている:「夢(目的)なき者に成功なし」
もし英語学習を始める前に「英語ができるようになったらいいなぁ」「楽して英語を学べる方法はないかなぁ」くらいの考えでしたら、挫折をする可能性は高いです。
そもそも日本で生活している限り、英語を学ぶ必要はないです。
この状況で、まずは英語を学ぶ環境作り(マインドセット)をしない限りは、継続はほぼ不可能です。
「夢なき者に理想なし」
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
「夢なき者に成功なし」は、幕末動乱の時代に生を受け、私塾「松下村塾」を開き、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた吉田松陰が唱えた言葉です。
物事の実現のための流れは
「夢→理想→計画→実行→成功」
「夢」はいわゆる「最終的な目的」のことですね。
この目的が明確でない限り、確実に学習は続きません。
②時間がない=優先順位が低い
私も多くの生徒を教えてきましたが、継続できない根本的な問題は、学習の目的が曖昧であることがほとんどです。
上記のアンケート結果によると、辞めてしまう人には、以下のような理由でが多いということです。
「時間を取れなかった」
「思ったより効果がなかった」
「料金が高い」
このアンケート結果が物語っているのは、
多くの人が「英語ができたらいいなぁ」という気持ちはあっても、優先順位は低いということが予想されます。
私自身の指導経験から、アンケートに答えた方の深層心理では、以下のような思っている方も多いのではないでしょうか。
・「時間が足りない」
⇒本音「英語にそんな時間を割くほど価値があるとは思っていない」
・「効果がなかった」
⇒本音「気楽に始めたけど、効果を出すには思った以上に時間がかかるし大変だ」
・「料金が高い」
⇒本音「英語のそんなお金を出すほど価値があるとは思っていない」
辞める理由は様々なように見えますが、私がみてきた多くの生徒と同様に、その根幹は英語を本気で身に付けるための「覚悟」または「本気度」が足りないのが現実です。
結局は英語学習に対する優先順位が低いのが原因です。
私はよく「英語学習」を「ダイエット」に例えて説明しますが、
これだけ「ダイエットの必要性」はほとんどの人が理解しているのに、実際にダイエットに成功する人は、少数です。
ではダイエットに成功する人と成功できない人の違いはどこにあるのか
それは、「ダイエットがどれだけ優先順位が高いか」ということです。
ダイエットに成功する人の多くが、強烈なコンプレックスや、健康的な大きな問題を経験したからという方が多いのが現状です。
つまり私たちは、
「何か屈辱的な体験を実際にした」
「医者に重大な病気を告げられて、ダイエットしないと死ぬかもしれない」
などの警鐘が鳴る瞬間まで、「行動」に移すことができない人がほとんどというわけです。
ここまで強烈な「やる目的」がないと、ほとんどの人はダイエットが最優先事項にはならない。
モデルや女優などが、なぜスタイルをキープできるかというと、日頃から人に見られることを仕事していて、スタイルがキープできないと仕事も自身もなくなり、生活することができないからです。
それだけ大変な思いをしているということです。
私たちが英語学習の継続ができないのは、この「目的」が明確でないため、英語学習の優先順位が低いのが現実です。
「”やる理由”が自分の中で明確になってないから、継続することができない」
これが、80%以上の人が英語学習を挫折してしまう理由です。
私は学生をずっと指導してきましたが、生徒が本気で英語学習に取り組むのは、大学受験などの明確な目的ができてからです。
入試の1年前になると、駆け込み寺のように多くの生徒がやってきて、必死に勉強法の質問をしてきます。
この時の生徒の「覚悟」と「本気度」は凄まじいものがあります。
明確の目的を持った時の生徒は、とにかく吸収率がすごいです。
この明確な目的ができるまでは、多くの生徒はYoutube・Netflix・TikTokよりも、英語学習の優先順位は低いのが現状です。
私自身も留学に行くために、”本気”で英語が必要になるまで、”本気”で英語を勉強していませんでした。
でもこれが人間の心理だと思います。
これだけ気軽に英会話レッスンが受けられるようになっても、
結局は学ぶための覚悟・目的がないと、継続ができず途中で挫折してしまうのが現状です。
みなさんも軽い気持ちで始めると、高い確率で途中で挫折する可能性があるということを知っておくことが大切です。
対策
それではどうすれば英語学習が継続できるのか?
学生時代に英語を勉強した人の多くは、英語が好きだからというより、
「大学/高校受験で英語学習が必要だから」
「高い評定を取りたいから」
などの目的で勉強をしていたのではないでしょうか。
このことから言えるのは、英語を学んだ先にある理想や目的が、英語を学ぶ原動力になるということです。
「自分の学ぶ目的が何か」をまず考えてみるこが重要です。
これを先に考えてから行動するだけで、途中で挫折する確率が大分下がります。
以下のような目的を先に決めて、行動に移すことをおすすめします。
「3ヶ月後に海外旅行の航空券を予約する」
「1年後に留学やワーキングホリデイに行く予定を決める」
「5ヶ月後に昇進や転職をするために英語を使う」
「半年後に海外の方との交流会に参加する予定を先に入れる」
上記は例ですが、以上のような「具体的な目的を先に決める」ことをおすすめします。
具体的な目標を決めるときは、「具体的な期間」を入れてください。
具体的な目標を決めらば、勉強をする強い目的意識になるはずです。
そして自分の成長や達成感を得ることができれば、自然と「英語が好き」になっていくはずです。
私も何人も生徒を見てきましたが、「何かを達成した喜び」は「継続」に繋がるのです。
私が個別で指導している30代の男性は、来年の夏にアメリカのNBA(バスケットボール)を観に行き、ファンが集まるバーで英語で交流するという具体的な目標を掲げています。
この目的のために、日々の学習が少し苦しくても、乗り越えていくことを約束しました。
みなさんは英会話ができるようになったら、何をしたいかを具体的に決めてください。
③ 睡眠不足
デザイン睡眠は軽視されがちですが、学習を継続するうえで重要です。
そもそも日本の睡眠不足は大きな問題であると認識してください。
ヨーロッパなどでは「睡眠不足」は病気と認識されるようです。
OECD加盟国の中で、ダントツ最下位なのが、日本の睡眠時間の現状です。
睡眠不足は、学習の効率を著しく下げるのは、みなさんも体感したことがあるのではないでしょうか。
お昼を過ぎて、仕事中や授業中によく寝てしまう人は要注意です。
日本人にとっては、「うたた寝」は当たり前の光景になっていますが、ヨーロッパの人々からみると、仕事中や授業中の「うたた寝」は「病気」だと判断されます。
そして、自分では気づかないほど、生産性を下げていることを自覚してください。
この「病気」を治さない限り、みなさんの学習は効率が悪く、継続もしません。
それでは、睡眠不足になりがちな私たちが、具体的に何をすべきかを述べていきます。
原因と対策
あなたの睡眠を妨げる大きな原因は、以下の3つのものです↓
① 酒、カフェインの飲むタイミング
② 寝ながら習慣
③ 「ベッドで寝られない」というマインドセット
① お酒を「寝酒」と言って飲む人が多いですが、実はお酒を飲むと最初は眠くなるのですが、アルコールが「アセトアルデヒド」という物質に分解されたときに、覚醒物質を分泌するようです。
この物質により、夜中に起きてしまったり、深い眠りにつけなくなってしまいます。
また、カフェインも寝る4時間か5時間前に取らないと、深い眠りにつけないようです。
対策としては、カフェインやお酒は寝る5時間前に飲むことを心がけるしかありません。
② 寝ながら何かをするという習慣も、睡眠の妨げになります。
「ベッドに寝っ転がりながらスマホ、ipadをいじる」というのは、睡眠の妨害となります。
脳が一度覚醒状態になると、寝るまでにさらに時間がかかってしまいます。
携帯の充電は、リビングや玄関などで行うのことがおすすめです。
とにかく、自分が寝るときに届かない場所に置くことです。
私はスマホは玄関で充電することにしています。
目覚まし時計としてスマホを使っていたのですが、目覚ましは別で買うことにしました。
③ 「ベッドで寝れない」というマインドセットから抜ける
ベッドに寝てもなかなか眠れないという方は、ベットから出てください。
ベッドに入ってもなかなか眠れないという状況が続くと、「ベッドでは寝れない」という意識が根付いてしまいます。
「ベッドは寝るための場所」という認識を植え付けるために、「眠くなるまではベッドに入らない」方がいいです。
どうしても眠れないときは、ベットから出て寝室以外の場所で、眠くなるまでリラックスし、本当に眠くなったら、ベッドに入る方がいいとです。
「ベッドは寝る場所」というマインドセットを植え付けることが重要です。
Youtubeで日本の「睡眠不足の問題」に関して、堀江貴文さんと柳沢正史教授(筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構)が解説しています。
④ テクニックだけ追い求める
英語学習を始めるときに、学習の目的が明確でないと、とにかく学習のテクニックを追い求めようとする人が多いです。
多くの人が「何から学ぶべきか」がわからずに、とりあえず「Youtube」「Twitter」「ブログ」などを通じて、自分の英語勉強法を見つけようとします。
しかし、この方法で勉強法を探した人の多くは、途中で挫折してしまいます。
それはなぜか?
そもそも発信されている勉強法の多くは、みなさんのための勉強法でなく、発信者がうまくいった方法です。
彼らの多くは「学ぶ目的が明確」で、「もともと英語が好き、または得意」であるのがほとんどです。
その勉強法が、自分に合うというのはほとんどありません。
例えば、Youtubeなどで英語学習のを情報を信している方の多くは、以下のように英語を学ぶ目的がすでに明確です。
「海外で働くために英語を学ばざるを得ない状況だった人」
「海外で生活・留学するつもり勉強した人」
「元から英語が得意で好きだった人」
「英語を教える仕事をしている人」
「元からバイリンガルである」
Youtubeで有名な配信者の多くは、上記のように英語を学ぶ条件が最初からある人、または元から英語が使っている人が多いです。
コンテンツとして面白いものがたくさんありますが、みなさんにあった勉強法であるかは、わかりません。
強いて言えば、同じような境遇や目標がある場合や、その人に強い憧れがある場合は、その勉強法を実践できる可能性がありますが、ほとんどの方はうまく行きません。
私が見てきた生徒の中にも、Youtubeなどの配信者に盲信する子を何人か見てきました。
そういった子の特徴は、自分とその配信者の境遇が同じだと思い込み、現実を見ようとせず、まったく手の届かない進学先を提案してきます。
小手先の勉強法を真似して、配信者と同じ参考書を買い、テクニックだけ追い求め、実際の勉強時間は少ないという状況がほとんどです。
私自身も英検1級を取得する際に、テクニックだけいろんな配信者から学び、実際にはほとんど努力もせずに、「できた気」になっていた経験があるので、気持ちがすごくわかります。
例えば、配信者の中に「単語は1日200語ずつ進めるべき」とおっしゃる方もいますが、実際にやってみると、そこまでの時間を設けることができないし、実際には全然覚えられなくてイライラして、途中で挫折してしまう人が多い。
そもそも、この「1日200単語を覚える」という勉強法が、自分の性格や時間的に可能かは、その人次第なのです。
勉強法を決めるときは、以下の2つを意識してください↓
そもそも、「学ぶ目的」が明確である前提で配信者の方は話しています。
自分の中で、明確な学ぶ目的がないのに、とりあえず「単語200語ずつ覚えよう」を意気込んでも、すぐに挫折するのは明らかです。
自分の「学ぶ目的」を決めるのは、自分との対話しかありません。
自分の中にしか、その目的はないということです。
配信者の勉強法は、「強烈な目的」がある前提の勉強法だ理解してください。
また、「自分にあった勉強法は、自分にしか見出せない」という理解も大事です。
例えば、勉強のスケジュールは自分の生活環境や性格にあったものを
自分で見出していくしかありません。
勉強法を発信している人とまったく境遇の人はいません。
だからこそ、参考にする部分はあっても同じような勉強法をすると、実際にはできないということがわかるはずです。
当たり前のことを言っていますが、無料で何でも情報が手に入れられる時代だからこそ、この事実に気づいていない生徒を多く見てきました。
みなさんにとっての勉強法は、みなさんの生活環境や性格によって変わります。
個人に合わせた勉強法や学習計画は、SNSや本から得た勉強法を真似ることは難しいと認識してください。
これが、英語学習を始めた84%の方が、途中で挫折を経験する大きな原因です。
⑤ 具体的な学習計画を立てない
私の指導してきた経験でいうと、
「自分は意志が弱いので・・・」という人ほど、学習計画が変則的で、習慣化ができていない人が多いです。
学習計画立てる目的は、“習慣化”のためです!
毎日できるだけ同じスケジュールにすることで、英語学習に対する優先順位を「意志」ではなく、「システム」で上げるということです。
そもそも、意志の強い人なんかいません。
人間の動物的本能に従えば、動物園にいる動物のように、食事の時以外は体力の温存のためにゴロゴロするのが、私たちの本能です。
行動力があるように見える人は、自分の行動パターンを意志の力で左右されるのではなく、習慣化などのシステムを作って、自らの惰性を強制的に抑制しています。
本能的にサボろうとする誘惑を、目に入らないように工夫することが大切です。
東大生の勉強習慣で、リビングで勉強している学生が多いという調査がありますが、
これは、親や家族に見張られているという緊張を生む工夫をしているんです。
自分の部屋だと他の誘惑が多くて、その誘惑に負けてしまうことを自覚しているので、誘惑を避ける工夫をしているのです。
「自分の意志が弱い」のではなく、いかに誘惑を避けるという工夫をするかが大切だということです。
そのために、具体的な学習計画を作ることが大切です。
ポイント1:「If – then プランニング」を利用する
習慣化の第一歩は、「If – then プランニング」を利用するということです。
このやり方は単純で、「”A”をしたら”B”をする」「”A”をする前に”B”をする」という行動パターンを作るということです。
例えば、
「朝起きら、単語を見る」
「お風呂を出たら、復習する」
「寝る前に、腹筋をする」
このように、行動パターンを作ることで、意識しなくてもその行動ができるようになります。
実際にコロンビア大学の研究で、ジムに通うために「If-then プランニング」を取り入れた人は、64%の人が継続的に通ったのに対して、
「If-then プランニング」を取り入れなかった人は、たったの9%の人しか継続的に通わなかったという結果が出ました。
みなさんの行動は、「意志」ではなく「システム」でしか変わらないということです。
だからこそ、学習計画を作らなければなりません。
ポイント2: タスクに優先順位をつける
注意点としては、1日の学習計画はタスクベースで計画を立てましょう。
勉強時間で予定を立てると、思い通りにいかない時に、心理的ストレスがかかり、モチベーションが下がってしまいます。
人間は、やるべきことが複数あると、生産性が著しく低くなります。
「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と、複数のタスクがあると、現在取り組んでいるタスクに集中できなくなるという経験をしたことはないでしょうか?
やることが多いと、取り組み始めるのことが面倒臭くなってしまいます。
この現象が、勉強する際に悪影響を及ぼします。
人間は無意識のうちに、物事を同時平行処理しようとするのですが、みなさんの作業効率を著しく下げてしまいます。
この状況を避けるために、必ず勉強スケジュールにはタスクに優先順位をつけましょう。
月曜日 | 1 単語帳 2 リスニング(通勤電車の中などのスキマ時間) 3 前の週に勉強した英文を音読、リスニングで復習 |
火曜日 | 1 単語帳 2 ? 3 ? |
水曜日 | 1 単語帳 2「TOEIC 精選模試 リーディング」を解く 3 ? 4 ? |
勉強を始める際は、「単語から始める!!」などの最低限の「if-then プランニング」を決めておきましょう。そうすれば、迷うことなく勉強を始められます。
しかし、それぞれのタスクに時間まで記入するのはNGです。
その日によって進捗状況は変わるので、次の日のタスクは順位だけを決めて、時間などの詳細は決めない方が継続させるコツです。
上の例でいうと、一見「パターン1」の方が、良い学習計画に思えますが、
勉強時間だけを決めた「パターン2」の方が、継続的に続けるには良い学習計画となります。
繰り返しになりますが、時間で決めてしまうと、その通りにいかないとモチベーションが下がってしまうます。
絶対に勉強する時間だけ決めて、その都度勉強のタスクの優先順位を決めた方が、学習の進捗状況次第で、臨機応変にタスクを決められます。
ただし、「どんなに忙しい時でも単語帳は欠かさずにやる」などの「if-then プランニング」も決めておくと効果は出やすくなります。
⑥ 達成したことに対する”ご褒美”がない
ここでのご褒美とは、学習を終えた後の「最終的な目的」です。つまり、英語を学んでなにがしたいかということです。
何のために英語を学ぶかを事前に決めておかないと、途中で挫折する可能性が上がります。
ご褒美は英語学習を始める前に決めて起きましょう。
「3ヶ月後に海外旅行の航空券を予約する」
「1年後に留学やワーキングホリデイに行く予定を決める」
「5ヶ月後に昇進や転職をするために英語を使う」
「半年後に海外の方との交流会に参加する予定を先に入れる」
「◯◯大学に絶対に合格したい」
以上のように、より具体的なご褒美を最初に決めておくことをおすすめします。
英語学習の目的は、とにかく「ワクワクすること」を決めましょう。
今まで我慢してきたけど、本当は英語ができるようになったらやってみたい「ワクワク」することを、ぜひご褒美にしてください。
もちろん「モノ」をご褒美にしても、自分のモチベーションに繋がるのであれば問題ありません。
英語を学習した先に、自分の「ワクワク」「幸せ」を想像して、楽ではない学習過程を乗り越えるモチベーションにしましょう。
まとめ
英語を学ぶ以前に、大切なマインドについて話してきました。
以上のことを理解した上で、学習を始める前にしっかりと自己分析をし、明確な目的を意識してから取り組むことで、途中で挫折する確率が大きく下がります。
学習を始める前の最初のステップですので、学習途中の方もぜひ取り組んでみてください。
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参考
2. Bradley M. Allan, Roland G. Fryer, Jr. The Power and Pitfalls of Education Incentives. The Hamilton Project, September 2011.
3. 永井俊也ドットコム