ここでは「〜がなかったら」を表す仮定法の表現を確認していきます。
現在の仮定
① If it were not for *A, → S 助動詞の過去 + 動詞の原型
「Aがなければ、〜だろうなぁ」
過去の仮定
② If it had not been for *A, → S 助動詞の過去 + have *p.p
「Aがなかったら、〜だったろうなぁ」
*p.p=過去分詞
*Aの部分には「名詞」が入ります。
“If it were not for A / If it had not been for A”の表現は、まず形を暗記してください。
現在の仮定は「If 過去」、過去の仮定は「If had PP」という仮定法の基本公式と合致します。
仮定法の公式などの詳しい内容については、以前の記事を参照してください。↓
① 現在の仮定 【If it were not for A】Aがなければ
“If it were not for”を使う表現は仮定法なので、動詞の形は”were”しか使いませんので、
例文と一緒に暗記しましょう。
If it were not for you, our team could not win.
「もしあなたがいなければ、私たちのチームは勝てないだろう」
② 過去の仮定 【If it had not been for A】 Aが(過去に)なかったら
“If it had not been for”を使う表現は仮定法なので、動詞の形は”had not been”しか使いませんので、
例文と一緒に暗記しましょう。
【If it had not been for A】 Aが(過去に)なかったら
If it had not been for you, our project would not have succeeded.
「もし(過去に)あなたがいなかったら、我々の計画は成功しなかっただろう」
Practice (練習問題)
( )内の日本語の意味に合うように、下線部に英語を入れて文を完成させなさい。
1.温室効果がなければ,かなり寒くなっているだろう。
If it the greenhouse effect, it much colder.
2. AEDがなかったら,彼は今日,生きていないかもしれない。
If it the AED, he alive today.
3. 太陽がなければ、植物は育たないだろう。
If it the sun, plants .
まとめ
ここでは、「~がなかったら」を表す仮定法について学んできました。
まとめると
現在の仮定
① If it were not for A, → S 助動詞の過去 + 動詞の原型
「Aがなければ、〜だろうなぁ」
過去の仮定
② If it had not been for A, → S 助動詞の過去 + have *p.p
「Aがなかったら、〜だったろうなぁ」
この表現は、まずは暗記することをおススメします。
公式を暗記してしましましょう⇓
今日もありがとうございました。