否定表現

否定表現②【二重否定】〜否定×否定=肯定〜

坪田塾

今回は二重否定の表現について確認していきましょう。

まず、皆さんの中で「二重否定ってなに?」という方もいると思うので、

日本語における二重否定を確認していきましょう。

二重否定で強い肯定を表す

日本語で使う二重否定の表現をまず確認してみましょう。

1) 助けにはいられない

2) 明けない夜はない

この2つの例文は二重否定の例文です。

大切なことは、否定が2つ重なると、肯定の意味になるということです。

上の図のように二重否定をすることで、「強い肯定」の意味をします。

英語でも同じように二重表現が使われます。

以下で確認していきましょう。

英語の二重否定表現

以下の英文を訳して見ましょう。

大切な点は、①否定表現を見つけて、②伝えたちメッセージを理解することです。

1)  There is no rule without exceptions.

答え

訳: 例外のない規則はない

①否定表現は

”no”「〜ない」

”without”「〜なしで」

② 伝えたいメッセージは

「例外のない規則はない」=「規則には必ず例外がある」というメッセージです。

「否定×否定=肯定」の意味になることに気をつけましょう。

2)  This kind of misunderstanding is not uncommon(unusual).

答え

訳: この種の誤解は珍しいことではありません

①否定表現は

”not”「〜ない」

”uncommon(unusual)”「珍しい」→ (un「〜ない」 + common「ありふれた」)

② 伝えたいメッセージは

珍しいことではありません」=「よくあることだ」を強調するメッセージです。

「否定×否定=肯定」を理解して、正しい訳ができるようにしましょう。

3)  No one can fail to notice the great change of her.

答え

訳: 彼女の大きな変化に気付かない人はいません

①否定表現は

”No one”「誰も〜ない」

”fail”「〜しない」

② 伝えたいメッセージは

気付かない人はいません」=「誰もが必ず気づく」という肯定のメッセージを強調しています。

4) It is not impossible for you to pass the exam.

答え

訳: 試験に合格することは不可能ではありません

①否定表現は

”not”「〜ない」

”impossible”「不可能」→ (im「不」 + possible「可能」)

② 伝えたいメッセージは

「不可能でありません」=「絶対に可能だ」を強調するメッセージです。

5) No one is so old but he can learn.

答え

訳: 学べないほど年老う人なんて誰もいない

①否定表現は

”no one”「誰も〜ない」

”but”(接続詞)「〜ないほど」

“but”は否定の文の中で so または such と相関的に用いて

「〜でないというほどに」という意味で使われます。

”so(such)… but~”で覚えてしまいましょう。

② 伝えたいメッセージは

「学べないほど年老う人なんて誰もいない。」

「学ぶのに年をとりすぎるなんてことはない」

「いくつになっても学べる」ということを強調するメッセージです。

6) I never see the movie without remembering my grandfather.

答え

訳: 祖父のことを思い出さずに映画を見ることは絶対にありません

①否定表現は

”never”「必ず(絶対に)〜ない」

”without”「〜なしで」

② 伝えたいメッセージは

祖父のことを思い出さずにその映画を見ることは絶対にありません。」

「その映画を見ると、必ず(絶対に)祖父のことを思い出す」というメッセージです。

「否定×否定=肯定」の意味になることに気をつけましょう。

暗記をしたい人は”never ~ without -ing”「〜すると必ずーする」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここで重要なポイントをまとめていきましょう。

○二重否定の意味は「否定」×「否定」=「肯定」の意味となります。

○二重否定でよく使われる表現

“never(cannot) ~ without -ing” 「〜すると必ずーする」(ーすることなしで〜しない)

“never fail to ~”「必ず〜する」(〜しないということは絶対ない)

“否定表現 so(such) ~ but …”「…するのに〜ということはない」

二重否定は日本語でも混乱する時がありますよね。

英語で混乱するのは当然です。

まずは表現を直訳できるようにしましょう。

そして、根本は変わらず「否定」×「否定」=「肯定」です

二重否定は肯定の意味になるということを、意識しながら訳しましょう。

最悪「肯定」の意味なんだとわかれば大丈夫です。

今日もありがとうございました。

ABOUT ME
ゆん
現役英語教師をしながら英語に関する情報を書いています。今年で教員生活10年目になります。みなさんに役立つ情報をできる限り発信していきたいと思います。