助動詞

助動詞⑤ 【should / ought to / had better】

坪田塾

ここでは「すべき」「~したほうが良い」という助言をするときに使う助動詞を確認していきましょう。

shouldの用法

①「~すべきです、したほうが良い」(助言)

②「(当然)~するはずだ」(確信) *推量の意味

③「万が一~なら」(仮定法未来) ”If S should ~”

”should”の意味は基本的にはこの3つです。例文をみていきましょう。

should(助言)の例文

1) You should come to the party
パーティに来るべきだよ。

should(推量)の例文

2) He should be in Tokyo by now.

彼はいまごろ東京にいるはずだ

 

should(仮定法)の例文

1) If you should see my sister, please call me.

万が一私の妹に会ったら、私に電話してください。

ought to の用法

意味は”should”と同じ意味です。仮定法では使われません。

①「~すべき」(助言)

②「(当然)~するはずだ」(確信) *推量の意味

”ought to”の意味は基本的にはこの2つです。

ought to(助言)の例文

1) You ought to come to the party
パーティに来るべきだよ。

should(推量)の例文

2) He ought to be in Tokyo by now.

彼はいまごろ東京にいるはずだ

   

否定文の形

肯定文 “ought to” ⇒ 否定文 “ought not to”

以下の英文を否定文にしてください。

You ought to stay here.(あなたはここにいるべきです)

 → (否定文)

答え

You ought not to stay here.

あなたはここにいないほうがいい

“not”の場所には注意しましょう。

shouldとought to のニュアンスの違い

should:主に個人的な意見を述べるときに使われます。
ought to:客観的な意見を述べるときに使われます。また、「should」よりもやや意味が強い

1) You should come to the party
パーティにたほうがいいよ。

1) You ought to come to the party
パーティに来るべきだよ。

1)の例で”should”は個人的なアドバイスで「したほうがいいよ」という意味であるのに対して、

2)”ought to”は少し意味が強く「~すべきだよ」という義務的な響きがあります。

基本的には同じ意味と考えて問題ありません。

”should”は基本的にはどんな人に対しても使える言葉です。

had better の用法

意味:「~したほうが良い」(強い推奨)

省略:” had better ” ⇒ ” ‘d better ”

本質:had better = ある特定の状況で何をすべきかについての意見を述べる(そうしないと不利益になる)時に使う

意味は1つだけです。

例文

You have a test tomorrow, so you‘d better study this evening.

明日はテストがあるので、今夜は勉強をしたほうがいいです。

例文のように、テストがあるから「勉強をしないと不利益がでる」という時に、”had better”を使います。

否定文の形

肯定文 “had better” ⇒ 否定文”had better not

以下の英文を否定文にしてください。

(2) You’d better leave here.(ここを出たほうが良い)

 → (否定文)

答え

You had better not leave here.

ここを出ないほうが良い

“not”の場所には注意しましょう。

“had not better”(✖)が間違いです。

“had better”は2語で助動詞なので、”will not”と同じく

”had better not”にしましょう。

shouldとhad betterのニュアンスの違い

以下の文の( )には、should とhad betterのどちらが正しいと思いますか?

It’s a great film.  You (should / had better) go and see it.

The film starts at 2:00. You (should / had better) go now or you’ll be late.

答え

It’s a great film.  You should go and see it.

The film starts at 2:00. You had better go now or you’ll be late.

最初の( )は良い映画を一般的におススメするための助言です。面白いから「見るべきだよ」と言っています。この意味では、”should”が好ましいです。

”had better”は相手が特定の状況で不利益になるときに「やばいやばい~したほうがよいよ」という意味なので、ここでは好ましくありません。

2つ目の( )は映画の時間が差し迫っていることを伝えていますね。もう行かないの不利益になるので、 「やばいやばい~したほうがいいよ」 という意味の”had better”が好ましいです。

単純に助言を表す”should”を使うこともできますが、”had better”のほうが差し迫っている意味が伝わります。

では以下の文はいかがでしょうか

You had better eat more vegetables. 

「野菜をもっと食べた方がよい」というのは一般的な助言であって、ある特定の状況での話ではない。

「一般的な習慣」に対する助言であれば、should / mustをつかう。

should:一般的な助言で、誰に対しても使えます。

had better:ある特定の状況の助言で、shouldより意味が強く、何かをしないと不利益になるとき使う。

※”had better”は目上の人には」あまり使われない。

まとめ

それでは今回の表現をまとめていきましょう。

shouldの用法

①「~すべきです、したほうが良い」(助言)

②「(当然)~するはずだ」(確信) *推量の意味

③「万が一~なら」(仮定法未来) ”If S should ~”

ought toの用法  ※意味は”should”と同じ意味です。仮定法では使われません。

①「~すべき」(助言)

②「(当然)~するはずだ」(確信) *推量の意味

had better の用法

「するほうが良い」(強い推奨)

※ ought to の否定 ⇒ ought not to

※ had better の否定 ⇒ had better not

“ought to”と”had better”の否定には注意しましょう。

“should”と”ought to”の意味は一緒だと考えて大丈夫です。

“had better”は”should”に比べて強い意味で、目上の人には使いません。

以上となります。

きょうもありがとうございました。

ABOUT ME
ゆん
現役英語教師をしながら英語に関する情報を書いています。今年で教員生活10年目になります。みなさんに役立つ情報をできる限り発信していきたいと思います。